生成AI

最終更新日:2026/10/02
OpenAI dots提供開始
OpenAIは、常時稼働するAIエージェント「dots」の提供を開始しました。専用のクラウドコンピューターを使い、ユーザーからのフィードバックを通じて好みや求める仕事の質を学習しながら、日々の業務を支援します。
このニュースのポイント
OpenAIは、常時稼働の自律型AIエージェント「dots」の提供を開始しました。専用のクラウドコンピューターを持ち、ユーザーからのフィードバックを通じて、好みや求める仕事の質を継続的に学習し、日々の業務を支援します。
本サービスは「GPT-6 Astra」を搭載しており、同社のプラグインエコシステムを通じて4,000以上のアプリに接続し、業務に必要なツールを活用できます。

本サービスは、新入社員とほぼ同様の環境で業務を開始します。アクセスと権限のための専用IDを持ち、クラウド上のコンピューターと専用ブラウザーを使い、必要に応じてコードの記述やテストも行います。
ユーザーはいつでも個々のエージェント(dot)のコンピューターを開いて作業を確認できます。ノートPCなど、自身のデバイスへの接続を許可することも可能です。

具体的な活用例として、顧客からのフィードバックに基づくアプリの修正・テストや、コンテンツ制作の自動化などに対応します。別々のスレッドを管理する手間をかけずに新たなタスクを次々と任せることができ、複数のプロジェクトを並行して処理できます。

ChatGPT、テキストメッセージ、Slack、Teamsの各種チャットツールから連絡でき、音声通話での相談にも対応しています。すべてのチャネルで文脈を引き継ぐため、どこから連絡しても「dots」はそれまでの経緯をすべて把握しています。
さらに、Proユーザー向けにはiMessageとRCSによるテキストメッセージ機能の限定ウェイトリストも用意されています。
また、各dotは専用のクラウドコンピューターで作業し、手動で許可しない限り、ユーザーの端末とは切り離されます。バックグラウンドでの情報収集の際も、読み取り専用に制限されたツールを使用し、接続済みのアプリを参照します。
セキュリティ面では、有害な動作を監視する保護機能が組み込まれています。有害となりうる動作を監視し、懸念を検出した際に、dotが行っている作業の一時停止または中止ができます。
dotは自動レビューで、アカウントへの影響や情報共有の可能性があるアクションを確認し、そのまま進められる作業、承認が必要な作業、ユーザー自身が行う作業を判断します。パスワードの変更など、機密性の高いタスクは、必ずユーザー自身が行います。
企業向けには、組織内で特定の業務を担う専門dotの限定プレビューを提供します。企業は、各dotに専用のIDや認証情報、必要なシステムへのアクセス権を設定します。加えて、OpenAIはMicrosoftと協力し、専門dotをAgent 365の企業向けガバナンス機能やセキュリティ管理機能と統合する取り組みも進めています。
本サービスは、対象地域のProおよびBusiness Premiumユーザー向けに、順次提供が開始されており、最初のdotは追加料金なしで利用できます。Enterpriseユーザーは、ワークスペースの管理者が有効にすることでベータ版を利用可能です。提供開始後の最初の1か月は、利用枠の上限が拡大されます。
将来的には、月額の定額料金を支払うことで、dotの追加や、dotの作業速度と対応できる作業量の引き上げができるようになります。OpenAIは「dots」がチームを組んで連携し、ユーザーのために働く姿も思い描いているとしています。
出典:OpenAI
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら